3月5日 中山2500m芝 潮来特別
点数の付け方
血統5点…父3点・母父2点。母父がわからない時は、母父として関わってる馬から評価
実績5点…直近2レースでの1着2点、3着以内1点、優勝していたら1点、同じ距離ならさらに1点、同じ距離での優勝が直近2レース以外での同じ距離での勝利は1点。(※馬齢がやたら高い時のみ、マイナス)
騎手5点…全体の実績で1点。前日・直近の調子がよければ2点。同じ条件のレースに強い場合1点。ただし、ダートの場合はダート自体に強いことで1点加点とする。
1、エニグマバリエート 7点
・血統4点
中山芝2500mで2番目に勝率が高いハーツクライが父なので、文句なしの3点。
母父のCapoteも母父として2500m前後のレースに強いため、1点+。
・実績2点
調子がいいものの、2200m以上での勝利経験がない。2400・2500のレースに幾度も出ているが、馬券に絡んだのは一度だけ。
・騎手1点
福永騎手の実績はすごいものがある。…が、直近の成績を見ても、4年分の統計を見ても、福永騎手はこの距離にあまり強くない。
また、直近の調子も良くないため、評価を抑え気味に。
2、デルマサリーチャン 5点
・血統2点
父が長距離・芝への適性があんまり高くないのだが、母父がこの場所に強いサンデーサイレンス系。
しかも、母数が少ないとはいえ、母父として長距離に強い。
・実績2点
長らく1位になったことがないが、2600mで馬券に絡む活躍をしたことがある!しかも、3年ほど勝てなかった馬が1〜2レース置きに勝っているため、調子も比較的いい。
・騎手1点
シュタルケ騎手はこの環境が得意でこそないものの…2400mであれば、ちょくちょく馬券に絡んでいる人だから決して捨て置けないところ。
馬単にはおすすめできないが、ワイドや三連複の1つとしては十分に選択肢に考えてもいいかも。
3,タケルラムセス 11.5点
・脚質
差し
・血統4点
同タイプのレースにそれなりに強いキングカメハメハを父に持ち、かなり強いノーザンダンサー系。しかも、母父としても長距離に強い。
・実績4点
直近のレースで調子が悪いのが少々気になるが、2600のレースで優勝・3着以内を複数回経験している。
また、勝浦騎手とのコンビで2500mで3位になったこともあるのも、プラス要素。
・騎手3.5点
そこまで長距離に強い人ではないものの、前日時点ですごく調子がよいから、狙い目かも…。
2200までなら直近でも馬券に絡んだ実績があるが、2400以上で馬券に絡んだレースがここ3ヶ月ほどないのがネック。
4、ヘテローフォンテン 2.5点
・血統 2点
父がサンデーサイレンス系であるため、長距離に適性があると言えばあるかも…。(すごく長距離に強いってわけでもないから点数は低め)
ただし、母父のティンバーカントリーはダートに強いミスタープロスペクター系であって、芝の長距離に向いている馬ではない。
・実績 0点
ここ1年勝ってなく、調子も上がってないのが気になる…。(しかもほぼ全部ドベ)
勝利したレースの半分以上はダート。2500m走った経験もないこともあって、今回のレース
・騎手 0.5点
吉田豊騎手を否定するわけじゃないけど、このレースに関しては向かない。
極端に調子がいいわけでもなく、長距離に強いわけでもないため、ノーマークでいいかと…。
5、デナリ 11点
・脚質
先行(ただし、差して勝ったこともある)
・血統3点
サンデーサイレンス系の長距離馬「マンハッタンカフェ」を父に持つため、素養はあるようにみえる。
だが、中山競馬場の2500mでここ2年間で6回挑んで一度も馬券に絡んだことがない!また、種牡としても、長距離に特に強いわけでもない…。むしろ中キョルに強い(1.5点)
一方、母父はロベルト種のリアルシャダイ。
確かにこのタイプのレースに強い。
母父としての成績も長距離に特に強い。(1.5点)
実績 4点
戸崎圭太騎手とのコンビで2400mで勝った経験があるところがかなり大きい。
また、若くして、トントン拍子に勝っているため、「勝率」も高い。
引っかかるのは2400が1回、2500が0回という長距離のレースへの経験の少なさ。(そこで−1)
騎手4点
戸崎圭太騎手の成績があまり良くないのが気になる…(−1)
それ以外は同じ環境で最も勝率の高い騎手が戸崎圭太氏なので、戸崎氏ほど信用できる騎手はいないかと…。(デナリでもデナリ以外でも、2400mで馬券に絡むレースを演じてる)
6,ピュアソルジャー 6.5点
・血統 3点
父のジャングルポケットは確かに長距離に強い血統。(1.5)
ただ、ここ2年で11回挑んで馬券に絡んだのは1回だけなのがネック。(-0.5)
父母にノーザンダンサー系をモロに継承。(2)
・実績 1.5点
長距離に強い馬であることは否定しない。事実中山の2500mで3位になったこともあるため、全くの論外ではない。
だが、2年近く馬券に絡んでいない上に馬齢も7歳。
本命に据えるには心もとないから、入れるとしたら穴狙いか…。
・騎手 2点
大野騎手の前日の調子はいい。(+2)
でも、この環境で勝った実績も、長距離のここ最近の成績も決していいとはいえないため、このレースで賭けるのはあまり得策じゃない。
7,ウインヴォラーレ7.5点
・血統3点
父のステイゴールドは最高!!(3点)
ただ、母父のFusaichi Pegasusは勝率の低いミスタープロスペクター系。
特段、長距離に強い馬…というわけでもないから加点なし。
・実績 2点
若いけど、半年間馬券に絡んでいないのがネック。
ただし、2500前後のレースで勝利経験があるため、この距離にめっぽう強いことは確かなはず。
・騎手2.5点
松岡正海騎手は、同じ環境で勝った実績があるため、期待できる方。
また、ずっと松岡騎手が乗り続けているため、相性がいいのも松岡騎手ではある(はず)。
直近でも2200、2400で馬券に絡んでいるため、長距離への強さは顕在。
8、サブライムカイザー 11点
・脚質
逃げ
・血統 4点
父に相性のいいキングカメハメハ。
母父のSadler's Wellsはノーザンダンサー系。(しかも、この手の長距離に強いやつ)
・実績 3点
2500、2400で実績があるため、トップ3の人気に来ることの多い馬だが、イマイチ馬券に絡んでいない。
惜しいレースはあるものの、勝利からは1年、馬券からは5ヶ月遠ざかっている。
・騎手 4点
田辺騎手の調子がいいため、賭けてみると面白いかも…。
ずば抜けて長距離に強い騎手ではないが、直近1ヶ月以内に2400mのレースで馬券に絡んでいるところが、重要なポイント。
9、マイネルフレスコ 9点
・血統4.5点
父がステイゴールドで+3。
母父がロベルト系。
・実績 2.5点
弱くはないが、
・勝利と勝利の間に間隔が開きやすい馬であること
・2000〜2400での勝利経験はあるが2500m以上での勝利・馬券に絡んだ経験がない。
・年齢が6歳と、この中ではやや年配。
この2つの点を加味して低めに評価。
・騎手2点
飛び抜けてこの距離に強い人ではないが、直近のレースで2400mで買ったレースがあるため、見込みは十分あるかも…。
10、イチダイ 12.2
・脚質
先行(差して勝ったことはないが、2着は2回ある)
・血統4.2
父はロベルト系。(同じ環境で2着4回の実績あり)…2.5
母父はラムタラ。(父ニジンスキー、祖父ノーザンダンサー。)…1.7
タムラタ自身が母父として長距離にそこまで強くないため、-0.3。
・実績 4
かれこれ1年半もの間何かしらの馬券に絡んできたため、実績は十分。
また、1ヶ月前にも同じ内田騎手と組んで1着になっているため、見込みは十分!
ただし…距離が全般的に短くて1位なのがネック。。。。
・騎手 4
直近で何度も勝ったり、人気をひっくり返している以外にも2400で勝った実績があるため、期待してもいいと思う。
個人的な予想
直近の調子の良さで見れば、5や10。
レースの展開で考えるなら…先行にいい馬が多いため、レースの展開が早くなって差しが有利になることも考えて3が食い込むことを視野に入れてみたい。
血統で見ると3・8・10。
特に長距離に強い8がいるのが見もの。
5のマンハッタンカフェは中山の2500mでは勝ったことない…というところがヒッカかかる。
3・10を優先しながら、5と8を色んな馬券に混ぜ込みながら作っていきたい。
おおよその数までは絞れたけど、自信がないからワイドや三連複をいくつか作ってみようかしら??
また、甲乙つけにくい時は枠連を買って対処しやすいレースでもあるかも。
2頭入っている枠の馬が本当に勝ちそうだから枠連はお得かも。
参考資料
中山競馬場|中山芝2500mのデータ(脚質・枠順・血統・種牡馬等)